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大阪女性文芸協会の概要

 大阪女性文芸協会は任意団体として1983年に、それまで男性中心で行われてきたさまざまな文学活動や文学賞の中から(女性の書かれている作品世界を正しく理解されていない状況が存在したため)、女性自らの手で運営する文学賞を設け、女性の文学の向上に役立つ活動をする組織を作ろうと、大阪府内の女性作家が中心になって設立した協会です。
 その活動に、大阪府から2度「地域文化奨励賞」をいただき、1996年には初代の代表・刀禰喜美子が大阪市より大阪女性文芸協会の活動を通じ女性の地位向上に貢献があったと「きらめき賞」を受賞しております。

   女性のための女性による賞ということで設立した「大阪女性文芸賞」は選考委員にも大変恵まれ、順調に時代を切り開き、複数のプロ作家を輩出してまいりましたが、時代が変わった現代において賞の意義も薄れつつあって、区切りの良い第40回をもちまして休止にいたしました(中止ではなく、今後の可能性を秘めた休止)。

​ 今後は文芸講演会などの文学活動を中心に協会の運営を続けます

 大阪女性文芸賞・歴代選考委員(敬称略)

 第1回~第4回 河野多惠子 小島輝正

 第5回~第20回 河野多惠子 秋山 駿

   第21回~第33回 黒井千次 津島佑子

 第34回     黒井千次 中沢けい

 第35回~第40回 中沢けい 町田 康

主 な 活 動

・大阪女性文芸賞の主催(2023年まで)
・大阪女性文芸賞受賞作品を載せた文芸誌「鐘」発行(2023年まで)
・文芸愛好家同士の交流や向上をはかるため、作家や評論家を招き講演会をする。
・女性の文学の向上に役立つと思われることがあれば、その都度会合を開き活動する。

★2009年度は5月に作家の吉村萬壱氏を招いて講演会を開催いたしました。
2005年度は講演会にかえて、小川洋子氏、津島佑子氏、中沢けい氏、道浦母都子氏を招いて 女性と文学をテーマにシンポジウムを開催しました

会   費

・一年間2,000円

会   員

・日本に在住する文学を志す女性で、在籍3年以上の会員の推薦と理事会の承認があれば会員になれます。詳しくはお問い合わせください


役   員

・代 表/尾川裕子

・特別顧問/黒井千次
・顧問/松尾 徹

賞への協賛企業

アサヒビール㈱
岩谷産業㈱
大和ハウス工業㈱
丸一鋼管㈱
㈱ラボレムス
               (五十音順・いずれも休止の第40回までお世話になりました)

賞への後援

朝日新聞大阪本社
産経新聞大阪本社
毎日新聞大阪本社
読売新聞大阪本社
                (五十音順・いずれも休止の第40回までお世話になりました)

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